カット700円の理容室に行ってみた

先週の金曜日、仕事が休みだったので近所の理容室に行ってきた。
その店は平日の午後がタイムサービスになっており、700円でカットしてくれるのだ。
遅めの昼御飯をすませてから、午後2時頃にお店に入った。

店内は綺麗でも快適でもなかった。
壁には点々と黄色いシミがあり、空気がこもってムッとする。
観葉植物の葉は黄色くなってしおれている。
待合室には高齢の女性が1人いるだけだった。
よかった、これならすぐ順番が回ってくるぞ。
ほっとして椅子に座ると木の板のようなクッションだった。

10分もしないうちに名前が呼ばれた。
担当の理容師さんは大島美幸似の50歳くらいの女性。

「どれくらい切りましょうか」

「1.5センチくらいお願いします」

「はい、分かりました」

理容室の客は店員と話したがる人とそうでない人に分けられる。
僕は後者の人間。カットが終わるのを静かに待つのが好きだ。

「お客さん、髪多いですね」

「1ケ月半は切ってなかったので」

「ああ、そう」

「でも、最近生え際が危なくて」

「大丈夫よ、心配なら発毛薬でも飲んでみれば?」

「効果あるんですか?」

「旦那が飲んでるけどたくさん生えたわよ。月に3万円するけど」

中古のiPadが買える額だ。それ以上薬のことをきくのはやめた。
カットは15分ほどで済み、レジへと向かった。

「1200円になります」大島さんがレジを操作しながら言った。

エッ、700円じゃないの?
目の前にあった価格表をよく見てみると「平日タイムサービスは午後3時から」とある。
シマッタ、来るのが早すぎた。渋々、千円札を出す。トホホ。

損をしないために事前にきちんと調べておくべきだった。

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